Nov27th

イギリス自走砲S

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イギリス自走砲(byストーリー)

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ティア5の自走砲 イギリスのBishopです。
初期砲は第2次世界大戦時のイギリスで最も代表的な野砲、25ポンド砲です。87mmという自走砲の搭載砲としては、ソ連などが搭載する76mm砲に次ぐ小口径砲ですが、瑠弾の威力は悪くありません。この25ポンド野砲は対戦車砲としても使われていたので、徹甲弾もそれなりの威力の物を発射できるようになっていました。徹甲弾は2種類用意されており、ダメージは同じですが、貫通力が大きく異なっています。貫通力の高さで弾薬費が違います。安い方の徹甲弾でも貫通力が71mmあるので、KV1などの初期砲塔のようなある程度の装甲は貫通できます。値段も貫通も高い方の徹甲弾は、貫通力が92mmなので、中戦車レベルの装甲ならほぼ間違いなく貫通できるでしょう。値段に大分差があるのですが、わざわざ徹甲弾を装填し直している時間がある場合は非常に少なく、載せても安い方を1.2発で十分でしょう。瑠弾は単発威力よりも手数を稼いで敵戦車の足を引っ張るのが主な用途で、単体での敵撃破には、相手が軽戦車であっても時間がある程度かかります。重戦車に至っては命中しても履帯切りが精いっぱいな場合もあります。また、自走としては異常なほど短射程で、頻繁な陣地移動を必要とするかも知れません。とにかく装填の速さを生かして多数の砲弾を打ち込むことで、味方を支援しましょう。最終砲は4.5インチ砲です。114mmという口径はドイツの105mm砲に近く、軽戦車に直撃すればワンパン、重戦車でも無視できないレベルでのダメージが出せる砲です。最終砲であってもソ連やドイツと比べると小口径で、威力もそれ故に若干劣りますが、小口径故に装填が早く、軽戦車等が接近してきた時に他の自走砲より対応しやすいでしょう。貫通力も地味に高いので上面装甲を貫けると装甲が売りの戦車でも深手を負う可能性があります。この砲は自走砲の搭載砲としては精度がよく、しっかり狙えばピンポイント砲撃も可能です。射程の短さも相変わらずで、慣れが必要になるでしょう。
無線機はイギリスのほとんどの戦車に搭載されている量産品を搭載しており、ベース兵器であるヴァレンタイン歩兵戦車とも互換性のある標準的なものです。
エンジンはベース兵器であるヴァレンタイン歩兵戦車の物がそのまま搭載されており、車体の機動性はヴァレンタインとほとんど変わりません。車体上部構造物である戦闘室が重い為に若干機動性が下がっている場面もありますが、基本的には車体はヴァレンタイン歩兵戦車そのままです。
この自走砲の一番の特徴は、恐ろしいほどの極短射程砲です。自走砲ではグリレ等が短射程だと言われていますが、この自走砲はその比ではなく、普通の自走砲の半分から3分の2程度しか射程がありません。せっかく味方の軽戦車が敵を見つけてくれても、射程が届かずに陣地移動を・・・。という場面がたくさん出てくるでしょう。対処法は一つ、普通の自走砲には死活問題である、「前線での戦闘」です。前線といっても、前線で激しく撃ちあっている普通の戦車の中に混ざるわけではありません。なんちゃって駆逐運用が出来ないわけではありませんが、あまりにもそれは無謀です。そこで、駆逐戦車や装甲に自信の無い戦車がよくやる「前線から一歩引いた場所での戦闘」を行います。前線近くの遮蔽物の裏や、窪地に陣取り、そこから前線で戦う敵を支援する戦闘です。場所や前線の戦車を選ばないと、前線が溶けてすぐになす術も無くやられてしまいます。また、射線的に味方が被らないか、敵からの射線が通っていないかにも注意が必要です。前線が非常に近いので、裏取りをしてきた敵戦車とはち合わせるという事態が発生したり、前線で戦っている敵戦車に見つかって、敵自走砲の優先目標にされたりもします。危険が多い自走砲ですが、その前線専門の支援用自走砲が居ると戦線がかなり有利になり、勝利しやすくなったり、時間稼ぎが出来る等の利点も多い戦法です。
KV2にシルエットが似ており、瑠弾砲を直射する姿はまさにKV2なビショップですが、砲塔は無いので車体旋回に頼るしか無く、ベース兵器が低速なヴァレンタイン歩兵戦車なので決して取り回しはよくありません。しかし、砲の精度は自走砲としてはかなり良く、前線随伴支援戦闘をすれば発射から着弾までのタイムラグも減るので、狙えば非常に命中率の良い自走砲と言えます。車体が歩兵戦車なので自走砲としては意外と頑丈で、軽戦車の小口径砲の砲撃を非貫通にしたり、重戦車の砲撃を跳ね返すなどのファインプレーが出来る事もあります。敵と対峙してもあせらず、ちゃんと狙えば敵を撃退することも不可能ではありません。この自走砲で後任のFV304でも同様の「極短射程自走砲」の戦闘を経験しておくといいでしょう。

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ティア6の自走砲 イギリスのFV304です。
初期砲は前任のビショップから受け継ぐ25ポンド砲です。ベース兵器が野砲なので徹甲弾も撃つことができますが、装填の問題や運用的な事を考えると瑠弾運用が良いと思われます。お守り的に貫通力が高い方の徹甲弾を所持しておくのもいいかもしれません。最終砲は4.5インチ砲です。こちらは完全に瑠弾しか打てませんが、大口径化により貫通力が上がっており、ダメージも2倍近く出せる砲です。反面装填時間が延び、重戦車の履帯を切り続けることが少しだけ難しくなっています。履帯の修理速度がぎりぎり間に合うか合わないかの装填速度です。
無線機は通信範囲の広い物が積まれており、通信範囲外に出る事はめったにないと思われます。
エンジンは独自仕様のもので、軽装甲な車体を高速で移動させてくれます。
ビショップに続く「極短射程自走砲」です。直進時の速度が自走砲としては異常なレベルで、72.4Km/hの速度が出せる自走砲は本車だけです。その卓越した速度を利用し、軽戦車が迫る戦場から逃げたり、後半のラッシュで重戦車の前に躍り出て瀕死の敵に瑠弾のゼロ距離射撃を浴びせたり、と自走砲らしからぬ運用ができます。拠点戦でも時々使用され、近接支援や思わぬところからの砲撃、意外な場所への移動など、他の自走砲には出来ない芸当で回りを驚かせています。比較的小口径の砲は装填が早めで、重戦車の履帯を切った後、再装填してまた履帯を切ることで、重戦車をそこに足止めし、味方の撃破に貢献したりできます。ただし機動力があるとはいえ旋回性は普通の自走砲並みで、移動中の砲の精度は皆無なので、移動しながら敵に砲を当てるには、やはり敵に正面から突っ込むしか無く、そこが弱点となっています。HPもそんなに高くなく、装甲も薄いので突撃は敵が少なくなった後半が良いでしょう。あくまでも自走砲であり、山成り弾道は近距離でも変わりませんので、移動しながらの射撃が外れても仕方が無いと思うべきです。砲の性能自体は悪くないので前線の1歩後ろに張り付き、前線に居る敵をしっかり狙って砲撃しましょう。